VOICES
社員インタビュー
山田剛司
CONTENT SOLUTION

打席の数は無限にある
顧客の課題を解決しながら「面白い番組」をつくり作りたい

山田剛司

コンテンツプランナー

2024年12月入社

 テレビ東京にてニュースやドキュメンタリー番組の制作に約10年間携わる。2019年よりビジネス誌「Forbes JAPAN」にて、プロモーション動画やイベントの企画・制作を担当。2024年12月よりPIVOTに参画。趣味は甘いものと金魚鑑賞、あるいは旅行。

「未来への可能性」を感じてPIVOTへ

――山田さんはニュースやドキュメンタリーのテレビ番組の制作、ビジネス誌のイベント事業を経て、2024年12月にPIVOTに入社されたそうですね。転職を決めた理由を教えてください。

 「面白い番組を作りたい」という志でテレビ東京の番組制作の仕事を選び、10年ほどやりがいをもって取り組んでいました。しかし、テレビという媒体の主たる対象が50代から70代のシニア層になっていく構造の中で、若い層にコンテンツが届いていない現状に、メディアに関わる一人として「未来への危機感」をずっと抱いていました。

 もっと若い世代にダイレクトに刺さるビジネスメディアの可能性を追求したいという思いからビジネス誌『Forbes JAPAN』を発行する会社に転職したのですが、やはり映像制作に打ち込みたいという思いが膨らみ、PIVOTの門戸を叩いたという次第です。

共に試行錯誤する醍醐味 「第三者視点」を持って言葉を尽くす 

――タイアップ番組の制作をメインで担当される中で、ディレクターの視点としてどのようなことを意識していますか。

 PIVOTに出稿してくださる企業様は、何らかの切実な課題を抱えた上で、私たちを相談相手に選んでくださっています。例えば、「会社の強みが十分に世に伝わっていない」「商品の魅力がうまくアピールできていない」といった課題を解決するために、私たちができることは何か、丁寧に対話を重ねていくことを大切にしています。

 最初にクライアントと直接の対話ができる「キックオフ会議」にはテレビの番組制作で培った「取材」と同じ意識で臨みます。まずは先方の話に徹底的に耳を傾けて、課題の本質を知ることに集中します。その上で具体的な番組のテーマや構成のアイディアを練っていくわけですが、このときに大事にしているのが「視聴者の目線」をバランスよく織り込むことです。

 なぜなら、最初から最後まで良いことしか言わないPR動画は、すぐに視聴者から見透かされてしまうからです。

 クライアントが伝えたいアピールポイントを深く理解した上で、あえて「客観的に世間から見たら、こういう疑問や違和感を持たれる可能性があります」と、第三者的な視点を持ってクライアントに向き合うようにしています。「なぜ、この見せ方や切り込み方が必要なのか」をご理解を深めていただくために明確な理由と根拠を添えて、時には長文メールを書いて、言葉を尽くします。知恵を絞り、手足を動かし、私たちが貢献できる方法をできる限り探っていけたらと思います。

 プロとしては番組の中身に真っ正面から向き合いたいと思いますし、クライアントともうまく折衝をしながら良い動画に仕上げていきたい。微々たる力ではありますが、動画というツールを使って、ビジネスの最前線で奮闘する方々の課題解決の一助になりたいという思いがあるのです。

 課題を乗り越えた先に、クライアント企業がさらなる飛躍に向けて「PIVOT(方向転換)する」ことにお役に立てるとしたら、さらに嬉しいです。

制約があったとしても「面白い番組」にこだわりたい

――これまで手掛けたタイアップ番組の中で、独自の視点によるクリエイティビティを実践できた事例があれば教えてください。 

 例えばある公共性の高い団体の事例では、世間の風当たりが強かった時期の案件だったからこそ、あえて視聴者に事前にアンケートを取り、「本当に活動の成果は出ているのか?」といったリアルな疑問をスタジオに張り出して、一つずつ、「中の人」に直接お伺いする企画に挑戦しました。PRではなく疑問から入る構成にしたからこそ、視聴者の皆さんにも構えずにすっと受け入れていただけるコンテンツに仕上げられたのかなと思います。実際、「PR色は控えめでありながら、伝えたいことはしっかり伝えられる内容になってよかった」と喜んでいただけました。

 また、密着ロケを企画したある案件では、「絵映えする象徴的なモチーフの映像が一切撮影できない。ロケ先は目立った特徴がない一般的なオフィス空間のみ」という、番組制作としてはかなり厳しい制約を突きつけられたことがありました。

 限られた条件下ではありましたが、密着ロケ企画ならではの魅力をいかに最大化するかを考え抜いた結果、私は「モチーフにこだわらないので、オフィスの外での撮影も実施したい」「オフィス内では、できるだけリアルな声を多く拾いたい」という2点のリクエストを提案し、クライアントとギリギリまで調整しました。普段の会議や業務時間外の社内のコミュニケーションの様子が伝わるリアルな姿を表現することができ、また、外出したことで視聴者を引き付ける映像も差し込めたことで視聴数は伸び、結果的にクライアントにも喜んでいただけたことに胸をなでおろしました。

YouTubeという舞台だから踏める無限の場数

――テレビからYouTubeというメディアに舞台を移した山田さんが感じている、PIVOTという職場の制作者としての魅力は何でしょうか?

 面白い番組を作るための環境や場所は、時代に応じて変わっていくものですが、まさにその転換の潮目で自分の力を試せるのが、PIVOTの最大の良さではないでしょうか。それも、いくらでも場数を踏むことができる、打席の多さが魅力です。

 テレビだと、構造上どうしても1週間にオンエアできるのは1番組あたり1本。現場のディレクターが年間で踏める打席の数はどうしても限られてしまいます。その点、PIVOTは、YouTubeというインターネット上のプラットフォームで勝負をしている特性上、いくらでもトライアルしながらコンテンツを磨くことができます。自分次第でいくらでもチャンスを増やせるというのが大きな違いだと感じています。

 一方で、テレビ制作で培ったドラマチックな演出がYouTubeでは通用せず、悔しい思いをしたこともありました。

 視聴者が求める「今すぐ役立つ情報」へ設計思想をアップデートしていかなければならない、と自分自身の課題が明確になりました。たとえうまくいかなかったとしても、次の打席にまたチャレンジすれば「今度はどうアプローチを変えてみようか」と試行錯誤ができる。ベテランだろうが関係なく、打席に立つたびに新しい学びを獲得できるこの環境は、制作者にとって貴重だと思います。

 PIVOTは「叩き台から全てが始まる」「スピードでジャイアントキリング」などの行動規範(PIVOT LAWS)を掲げていますが、それらは文化として組織に根付いていますし、私自身、そのスピード感に日々刺激を受けています。

 とにかく打席が多い環境ですし、その打席の数は自分が手を挙げればどんどん増えるんです。逆に、手を挙げなければ増えない。もちろん、チャンスを得やすい半面、相応の責任も伴います。でも、そうやって自分でいくらでも打席を作って自分を試していける環境は、私の価値観にすごく合っていますし、ゼロから企画を立てて自分で形にしていく動画制作の本質的な楽しさを実感しています。

 事細かに上から指示されて動く組織ではなく、個人の「自由と責任」を重んじて自律的な行動が奨励する、まさにプロスポーツチームのようなカルチャーのある会社です。

大事なのは好奇心 そして現場を動かす「凡事徹底」の精神 

――PIVOTのコンテンツプランナーとして活躍するために、必要なマインドは何でしょうか。

 まずは、日経電子版を毎日チェックするような、ビジネスや経済情報にピュアな関心を持てることは大事だと思います。番組で扱うテーマが非常に深いので、ここにハードルがあると、少ししんどさを感じてしまうかもしれません。。

 向いているのは、やはり「自分から手を挙げられる人」です。

 打席はいくらでも増やせる環境ですから、受け身ではなく自ら仕事を動かしていける人がフィットすると思います。ただし、それは決して「個人のワンマンプレーで突っ走る」という意味ではなく、バランス感覚も求められます。プロスポーツチームとして、周りともしっかりと連携できる力があらゆる場面で必要になります。

 チームワークのための実践として、私自身が大事にしているのは「凡事徹底」のコミュニケーションです。

 普段から収録スタジオを併設したオフィスに頻繁に顔を出して、MC陣や制作スタッフと他愛のない雑談を交わし、信頼関係の土台を築いておく。結局、現場で実際に番組を作るのはMC陣や制作スタッフですから、日常的な関わりができていないと、収録現場でいきなり「ちょっとここをこうして欲しい」という細かなディレクションやお願いは絶対にできないんです。

 チームワークを発揮するために当たり前のことを徹底できているからこそ、お互いに100%以上の出力を出し合える現場が生まれる。これは前職までの経験の中でも強く実感してきたことです。

――山田さん自身のこれからの挑戦についても教えてください。

 PIVOTで働いていてうれしいのは、業務をしっかりとやり遂げて自分の責任を全うした上でなら、タイアップ以外のオリジナル番組制作にも挑戦できる点です。

 私自身、企画のたたき台を作って手を挙げ、地方都市を回るロケ番組や『電通超分析』といったオリジナルの番組企画をこれまでも形にしてきました。

 やるべきことだけでなく、やりたいことにも向かっていける。「自由と責任」のカルチャーがある会社ならではの心地よさと刺激を日々感じています。

 決められた枠の中で安住するのではなく、自分のクリエイティビティの限界を試してみたい。「面白い番組を作りたい」というピュアな情熱を持った方と一緒に、新しいメディア作りに挑んでいきたいです。

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