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社員インタビュー
伊東信太郎
CONTENT SOLUTION

世の中に出る手前の「ゼロ次情報」を深掘りする面白さと責任
フィールドは 「社内で一番ビジネスの最前線を学べる」場所

伊東信太郎

コンテンツディレクター

2023年4月入社

 電通プロモーションプラス(旧電通テック)にて、企業販促を支援するデジタルプロモーションや、ダイレクトプロモーションなど様々な広告企画・制作に携わる。一方でアニメーションを中心としたコンテンツビジネスにも従事し、宣伝プロデュースや映像制作、ライセンスビジネス、コンテンツ事業開発を推進。2023年4月にPIVOTに参画。90年代のポップパンク好き。

高度なパズルのように「クライアント×視聴者」を掛け合わせる

――伊東さんは前職の広告会社から、2023年4月にPIVOTへ参画されました。現在はどのような役割を担われているのでしょうか。

 タイアップ番組を制作するコンテンツソリューションチームで、プロデューサーの役割を務めています。いわゆるプレイングマネージャーとして自分でも月に数本、タイアップ番組の制作を担当しながら、チーム全体のスケジュール管理や、案件全体のクオリティコントロールやなど広告制作全体の進行を見る役割を担っています。

 前職では、クライアントのリクエストを正確に把握したうえで、その方針に沿って質の高い広告を形にすることがミッションでした。クライアントがやりたいこと、伝えたいメッセージをしっかりと受け止め、効果的なPR施策を提案、実現していくという姿勢は変わりませんが、PIVOTでは「視聴者の目線」も同等に重視します。

 PIVOTのタイアップ番組の制作において、一番のポイントであり面白いのがこの両者のバランス取りです。クライアントが自社の商品やブランドに思い入れが強いほど、視聴者に対して「あれも伝えたい、これも伝えたい」と発想が広がるのは自然なことです。ただし、そのまますべて詰め込んでしまってはかえって視聴者には届きにくくなってしまいます。だから、視聴者の目線に合わせて「どこを削ぎ落として、どう研ぎ澄まして整えるか」という引き算のセンスが問われるんです。

 クライアント企業が伝えたいメッセージや提供できる素材、番組のフォーマットやMCのトーク、ディレクターのセンスをうまく組み合わせながら、目指すべきゴールに向かってどんな絵を描いていくか。このパズルをはめていくような制作工程にすごくやりがいを感じています。

 あるディレクターが「いい番組をつくろう」という情熱があるゆえに、クライアントに対しても率直に「それ、面白くないと思います」と意見するときがありまして(笑)。そんなときに、彼の意図を補足しながら「だったらこういう見せ方にすれば、プロモーションとしても効果的で、視聴者から観ても面白くなりますよね」とベストな道筋を探っていく。ドラマや映画の制作にたとえるなら、私は脚本をゼロから作りあげることはできませんが、しっかりと届くものにするための「脚色」や、現場での「翻訳」を担っている。そんな感覚がありますね。

海外ロケも実現 「ゼロ次情報」を魅力的に伝えるクリエイティブ 

――タイアップ番組の制作だからこそ得られる、仕事の手応えについて教えてください。

 実は、「社内で一番ビジネスの最前線を深く学べるのはコンテンツソリューションチームだ」と思っています。

 企業の最前線、それもまだ世の中に知られていない先端部分のリアリティを直接伺って、「では、その魅力をどう伝えていこうか」と一緒に考えていく醍醐味を得られるのは、タイアップ番組ならでは。私たちは去年だけでも年間400件近い案件を担当させていただいて、ものすごい頻度と深さで、企業のリアルな課題やビジネスに真っ正面から向き合っています。

 業種も規模もさまざまなクライアント企業の多くは「自分たちの素晴らしい取り組みや事業が世の中にうまく届いていない」という悩みを抱えています。

 その課題を解決するために、制作側の私たちが誰よりもその企業のビジネスを深く勉強し、解像度を上げなければなりません。だからこそ、世の中に出る手前の「ゼロ次情報」にいち早く触れ、深掘りできる面白さと責任があります。

 直近で非常に大きな手応えと成果を得られたのが、大手グループのデベロッパー様の事例です。

 母体となっているブランドは誰もが知っていると思いますが、東南アジアなどで商業施設開発をフックにした大規模な「街づくり」を展開されていることは、世の中に深く知られていませんでした。

 ここでもやはり、引き算のクリエイティブが必要でした。クライアントからは「現地社員をたくさん登場させて、対談をすべて撮ってほしい」というご要望をいただいたのですが、番組の尺や視聴者が興味を持てる情報量を逆算し、伝えるべき要素を思い切って絞り込む提案を真摯に重ねました。

 映像の見せ方や構成の仕組み、その意図をデータのロジックをベースに解像度高くお伝えしていくと、クライアント側も深く納得して制作を委ねてくださいました。

 結果として、配信からわずか1カ月で20万再生を超える大ヒット番組となり、さらにその動画が高く評価され、東神開発様の採用者向けコンテンツとして二次利用していただくという成果と信頼へとつながったんです。

YouTubeならではの「成果の数値」で提案力を強化

――既存メディアの広告制作と比較して、YouTubeというメディアならではの魅力はどこにあると思いますか。

 やはり「数字が見える」ことが大きいと思います。たとえば大きな予算を投じてテレビCMを打ったとしても、その先にいる視聴者が実際にどうリアクションしたのかという結果の詳細は、どうしても不明確な部分がありました。

 しかしPIVOTが主戦場とするYouTubeの世界では、視聴数、クリック率、ユーザーからの細かなコメント、視聴維持率といったアナリティクスデータが、明確なロジックとしてすべてリアルタイムに可視化されます。数値という確かな根拠があるからこそ、「こういう見せ方にすると数値が伸びる傾向があります」と、クライアントへの提案や構成の説明の際にも納得感を持ってもらいやすいという強みがあります。

 そうした努力が実を結んだ結果として、PIVOTに出稿いただいた企業様から「採用の人数が劇的に増えた」「店舗への客数やBtoBの商談数が目に見えて増えた」といった具体的なビジネスの成果に短期間でダイレクトにつながったことを共有いただけるときは、何よりうれしいですね。

 PIVOTで制作したコンテンツが、その企業の成長や飛躍に何かしら寄与することができ、、その成果をクライアントと一緒に喜び合える体験は、これまでの広告ワークでは味わえなかった最高のやりがいになるのではないかと思います。

脱・属人化 役割を分業化し、相互補完する体制へ改革

――年間400件を回すとなると、体制づくりやチームのマネジメントも重要になるのではないでしょうか。

 そうですね。コンテンツソリューションチームはいま、大きな第二フェーズ、いわば組織の過渡期にあります。タイアップ制作の現場は、クライアントワーク、プロジェクトマネジメント、映像制作という異なる3つの要素を同時にこなす必要があり、1人で抱えるタスクの量が膨大になります。

 以前、チーム内で1案件の工数を細かく分解してみたところ、細かいものを含めると実に70項目ものチェックリストが存在することが分かりました。これをすべて個人で管理し続けるのは物理的に厳しいですし、クオリティの低下の要因にもなってしまいます。

 そこで現在は、「プロデューサー」と「ディレクター」という2つのユニットに役割を分業化し、相互補完しながらチーム全体で案件を見ていく体制に移行しました。

 また、YouTube映像の制作が未経験だったとしても、PIVOTの表現方針に沿って一定のクオリティを保った台本や香盤表を仕上げられるよう、ベースとなるフォーマットの標準化を進めています。こうした仕組み化・効率化を徹底することで浮いた時間を使ってより動画の質を高めたり、顧客との折衝に集中できるようにすることがねらいです。

求められるのは自走力 個人とチームの目標を両立できる場所へ

――これから先、コンテンツソリューションチームが向かう挑戦や目標についてお願いします。

 これだけ会社が成長して体制が整ってきたからこそ、今後はさらに面白い仕掛けを作っていきたいと考えています。すでに定着したタイアップの型を安定して回すだけでなく、イベント連動型の大型企画や、短尺の動画コンテンツを複雑に組み合わせたクロスメディア展開など、私たちのチームから新しい番組フォーマットを積極的に開発し、バリエーションを増やしていく挑戦をしていきます。

 マネージャーとしては、チームとして同じ目標に向かって全員で全力で走りつつ、同時に「個人がここで新しくチャレンジしたい、やってみたい目標」もしっかりと応援し、両立できるカルチャーをより強固にしていきたいです。

――最後に、PIVOTへの参画を検討している未来の仲間へメッセージをお願いします。

 PIVOTは今、高いゴールに向けて会社全体が一丸となって、ものすごい熱量で突き進んでいます。

 そのため、「決められた領域の中で、安定的に受動的な仕事をこなしていたい」という“待ちの姿勢”の人には、正直向いていない環境だと思います。会社の方針や事業のスピードがどんどん変わっていくので、キャッチアップしながら自ら推進していくことが求められるからです。

 ただ、そのスピード感についていくプロセス自体が、間違いなく自分自身の成長に直結することは約束します。

 私自身、バックグラウンドは決して純粋な映像制作の人間ではありませんでしたが、PIVOTに入って、メディアの知識、ビジネスに対する視野や話の解像度が広がりました。

 そして、PIVOTで活躍するメンバーに共通するのは「自己管理能力」です。PIVOTは「プロスポーツチーム」を掲げていますが、まさに一流のアスリートが自己管理を徹底するのと同じ姿勢が求められます。

 それが実現しやすいように柔軟な働き方が可能ですし、パフォーマンスを維持するための福利厚生は大企業並みに充実しています。特に「学び」に対する支援は手厚く、資料としての書籍購入やオンライン講座の受講など、自分の学びや健康管理に投資できる仕組みがしっかりと整っています。

 PIVOTは好奇心をもって貪欲にキャッチアップし、スキルに変えていける人にとっては、日々の自己成長を実感できるエキサイティングなフィールドだと思います。ぜひ一緒に走り抜けていきましょう。

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