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社員インタビュー
塩見拓也
BUSINESS PRODUCE

電通キャリア15年から転身
またとない瞬間で新しいメディアスタンダードを創りたい

塩見拓也

シニアマネージャー

2024年6月入社

 電通で15年間、主にビジネスプロデューサーとして勤務。飲料・食品・化粧品・製薬等のマスキャンペーンプランニングや、スタートアップの認知拡大キャンペーンを数多く担当。2024年6月よりPIVOTに参画。趣味はゆっくりとしたランニングと、くだらない文化の研究。

巨大組織での分業から、全部自分で回す「現場」へ

――電通で15年以上というキャリアを積み、巨大なチームや協力会社を何十人もまとめてプロジェクトを回す立場にあった塩見さんが、あえてPIVOTへ飛び込まれた理由を教えてください。

 私のキャリアのスタートは電通のコピーライターでした。3年ほど言葉と向き合う仕事をした後に営業へ異動し、飲料ブランドなどの大型プロモーションを長く担当させていただきました。その後、成長著しいスタートアップ企業がマスメディア広告に一斉に進出していく大きなうねりを当事者として担当する機会に恵まれたんです。そこで「新しい広告やメディアの潮流」が確実に生まれているのを肌で感じたことが、転職への一つの伏線になっていました。

 最後は大人数のチームをまとめてプロジェクトを回す役割を担い、非常に充実した環境ではありましたが、そこから自ら飛び出し、もう一度自分の手で仕事を開拓する経験をしたいと考えたのが動機です。

――PIVOTに入社してからはどんな業務から始めたのでしょうか?

 最初の1年半は、まさに地道な仕事の連続でした。大企業の仕組みに頼るのではない、1件1件のお問い合わせへの対応、企画書の作成、収録現場の立ち合いからアフターフォローまで、ひととおりのフローをすべて自分で担当することから始めました。

 最初は本当に手探りでしたが、自分自身が動いて「現場の手触り感」をつかむ経験を踏んだからこそ、PIVOTがクライアントに提供できる本当の価値を深く理解できたという感覚があります。この最初の1年半の泥臭い現場経験があるからこそ、シニアマネージャーとなった今、ただ数字を管理するだけでなく、現場のリアルに即した本質的なマネジメントを行うことができているのではないかと感じています。

 現在の私の具体的な業務で言いますと、さまざまなパートナー企業様との定例ミーティングのほか、次々と入ってくる商談への対応や、それをさらに増やすための仕組みづくりを担っています。

 また、集まった商談を各メンバーへ適切に割り振ったり、場合によっては私自身も一緒にミーティングに入って提案を組み立てたりする毎日です。現在のメンバーの人数に対して向き合うべき案件のボリュームはとんでもなく多いので(笑)、まさにチーム全員で全力で走り抜いている感覚ですね。

「15秒・ワンビジュアル」から「30分・ディープコア」へ 新たな広告の価値を掘り起こす

――広告の王道を突き詰めてきた塩見さんから見て、PIVOTの動画タイアップ(スポンサード番組)が持つ「新しい広告の価値」とはどこにあるのでしょうか。

 前職でご縁のあった一流のプロフェッショナルたちに徹底的に叩き込まれたのは、「広告とは、メッセージを限界まで削ぎ落とすのが正義である」という王道の思想でした。テレビCMの15秒、あるいは1枚のワンビジュアルの中に、いかに一言で本質を凝縮するか。それは今でも変わらぬ広告の王道であり、スタンダードだと思います。

 ただ、その一方で、「メッセージを削ぎ落とすという方法だけでは、どうしても伝わりきらない、ニッチで複雑な素晴らしい企業の価値が確実に存在するのでは」という視点がずっと頭の中にあったのも事実です。

 特に日本の産業を支えているBtoBのエンタープライズ企業や、極めて専門性の高い事業を核とする企業は、15秒のイメージだけでは「何をやっている会社なのか」が一般の視聴者にはどうしても伝わりにくい部分があります。「30分間、じっくりとそのビジネスの本質を紐解き、説明する機会」があれば、視聴者の企業に対するイメージは大きく変わるはずです。その新たな“型”をつくれる舞台として、PIVOTでチャレンジしたいと思ったんです。

――具体的に、その手応えを強く実感された象徴的な事例を教えてください。

 大手金融系企業の事例が、まさにその視点を結実させたものでした。非常に公共性が高く重要な事業を行っている企業なのですが、そのビジネス構造は極めて複雑で、一言では説明できない。そこで、あえてその複雑さをそのまま活かして、番組の切り口を「謎企業」と設定したのです。どうすれば視聴者が飽きずに30分間見続けられるか、コンテンツディレクターと徹底的に議論を重ね、同社ならではの本質的な価値をロジカルに、かつエンタメとして紐解く番組を形にしました。

――結果、その狙いは当たったと。

 はい。非常に多くの方々に視聴いただけました。数字としての成果はもちろん嬉しかったのですが、それ以上に印象深かったのがクライアントからいただいた定性的なフィードバックでした。「この動画が配信されたおかげで、うちの社員がご家族に対して、胸を張って自分の仕事を語れるようになった」と言っていただけたのです。これは、従来の短尺の広告ではなかなか到達できなかった領域です。

 長尺の動画メディアだからこそ生み出せる、「新しい広告の役に立ち方」であり、私たちがクライアントに提供できる真の定性価値の1つなのだろうと実感しています。

 PIVOTには「叩き台からすべては始まる」というバリューがあるのですが、私はこの言葉がとても好きなんです。

 最初の商談で「あなたの会社なら、こういう切り口できっと興味を持ってもらえますよ」という、議論の活性剤になるような叩き台を出す。するとクライアント側も「確かに我が社のアピールポイントはそこかもしれない」と盛り上がったり、「いや、実はそこではなく、もっとこういう深い話があるよ」と、本質的な議論を引き出すきっかけになるんです。

 この最初の叩き台を恐れずに提示できる存在が、実は世の中にはあまり多くないのではないかと思っています。単に広告をつくるという意味を超えて、その企業の新しい可能性を一緒に見つけるための最初の旗を立てる。それが私たちの介在価値なのだと考えています。

メディアの変革という大きな潮流の中で、今PIVOTで働く意味

――2009年に広告業界に入り、メディア環境の激変を最前線で見続けてきた立場として、今この時代にPIVOTにいることの意味をどう捉えていますか。

 たしかに、前職に在籍した15年間で、私はメディアの歴史の大きな転換期を最前線で見ることができました。入社した2009年当時はまだテレビが絶対的な全盛期。そこからスマートフォンが普及し、GoogleやYouTubeなどのデジタルプラットフォームが圧倒的なパワーで市場を席巻していく。伝統的な「メディア」のあり方が急激に変化し、コンテンツがデジタルプラットフォーム上でより速いサイクルで処理されていく、急激な歴史の潮流を肌で感じてきました。

 私がPIVOTに入社した当時はまだ出始めの段階でしたが、今や競合も増え、、「ビジネス映像メディア」という一つのジャンルが確立されたように思います。だからこそ私たちは、この新しい広告業界の中で新しい陣地を自分たちの手で開拓していく面白さを味わえているのだと感じます。

 すべてがデジタルプラットフォームを中心に置き換わっていく中、メディアの役割も根本から変わっているのが今です。だからこそ、PIVOTのような独自の視点を持ち、視聴者の知的好奇心を刺激して、ビジネスパーソンの行動を促すメディアが求められているのだと思います。こういう自社発信型の新しいビジネス動画メディアというプレイヤーは、これからの時代に求められる1つのうねりになるのではないか。そんな確信があります。

――まさにその仕組みがつくられつつある、始まりの瞬間に立ち会っている感覚なのでしょうか。

 おっしゃるとおりです。私たちが今やっていることは、これからの時代におけるメディアの新しい仕組みの“型”を、自分たちの手で模索していくこと。すでに完成された大企業で既存のルールに従って売上をあげるのではなく、新しい仕組みが「できていく過程」に自ら当事者として携わること。

 こうした仕組みができていく黎明期の経験というのは、長いキャリアの中でもなかなかできることではありませんし、非常に貴重な時間を過ごさせてもらっていると感じます。前職の歴史を振り返っても、かつて吉田秀雄さんがテレビ広告という新しい仕組みをつくり上げていった時代の電通や放送局の先輩方は、きっと今の私たちと同じような熱量と醍醐味を味わっていたのではないかと思うんです。

 これこそが、今この瞬間にPIVOTというスタートアップメディアに飛び込む面白さだと思いますね。

できないなら仕組みを変えればいい 自律的組織ならではの「改善スピード」

――組織の「動くスピード」の圧倒的な違いを日々感じられていると思いますが、PIVOTの強さはどこにあると思いますか。

 一言で言えば、メンバー全員の「自律性の高さ」と「圧倒的な改善スピード」です。大企業であれば、何か新しい課題やトラブルが起きたとき、マニュアルを確認し、何層もの承認フローを経て対策を決めるのが普通です。しかしPIVOTには、課題に対して「仕組みがないから無理です」と足を止めるメンバーは1人もいません。「仕組みがなければ、自分たちでつくればいい」と考えるのがあたりまえの文化なんです。

 課題を見つけたら、現場のメンバーが自律的に動き、すぐにSlack上での対話や短いミーティングが組

まれて意見交換し、「こう変えよう」と即座に意思決定します。少しずつ仕組みを柔軟に変えることで、パパパッと解決して次のステップへ進む前向きさがある。

 この驚異的なスピード感と、組織を自分たちの手でアップデートしていく手応えは、成長意欲の高い人にとっては非常に魅力的な環境だと言えます。

求めるのは5年後の未来にワクワクする「野心家」

――現在、ビジネスプロデュースチームの採用を強化しているとのことですが、どんな仲間に集まってほしいと考えていますか。

 創業から10年も経たないスタートアップですから、定年までこの会社にいる前提で応募してくる人は少ないでしょうし、それでいいと思います。だからこそ、「今の会社がつまらないから転職したい」という受動的な理由ではなく、「PIVOTでは働く経験を通じて、自分自身は何を獲得し、将来どうなりたいのか」という明確なビジョンと、自分を高めたいという思いを持つ人に来てほしいですね。

――既存の安定ではなく、自らの可能性を広げる機会を求めている人ですね。

 はい。PIVOTには、煩雑な社内調整や何層もの承認フローといった、前進を妨げるブレーキがありません。日頃からシンプルなレポートラインでの迅速な意思決定が行われているので、実力とやる気さえあれば、入社して即座に重要な役割へ迎え入れる準備ができています。

 決まった型の枠に収まらず、自分の力を試しながら会社と一緒に成長していける方、そして5年後の自分の未来にワクワクできるような方の挑戦を、私たちは待っています。

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