ニデック株式会社
コーポレートコミュニケーション部長 兼 広報宣伝グループリーダー
渡邉 啓太さん
(2024年6月取材、文中敬称略)
――「動かすチカラ Nidec Way」という、連載シリーズにご出稿いただいてますが、まずその経緯から教えてください。
渡邉 ありがとうございます。
そもそもニデックとして、テレビをあまり見ない若年層にいかにリーチするかという課題がありました。
しかも認知だけではなく理解、さらに言うと質の高い理解、正しい理解をしていただきたいと。
最近のデジタル広告は認知は取れても質の面で正直不安があり、信頼できるデジタルメディアということでPIVOTを選ばせていただきました。
シリーズにした理由は、ニデックは事業領域がすごく幅広いんですね。
モーターが有名ですが、工作機械、プレス機、検査装置、水冷など様々な事業があり、そういった幅をひとつのコンテンツでは伝えきれないと思い、連載企画にしました。
――様々なメディアからPIVOTを選んでいただいた理由を教えて下さい。
渡邉 正しい理解をしてもらいたい時に、正しく発信してくれるメディアというのは、なかなかない。
他のメディアですと、我々がオリエンしたことをそのまま作ってくることが多くて、それはなぜかというと、たぶんあまりうちの会社の戦略や事業内容を理解できていない。
PIVOTはニデックのカルチャーや事業を深く理解して、視聴者にどう伝えればいいのかというのを、ちゃんと一緒にディスカッションしてくれる。
あと何よりスピードですね、本当にスピードが早い。
ニデックは意思決定が早いんですけど、そのスピードについて来れるっていうのは驚きでした。
企業としてカルチャーが似ている部分も多く、とてもやりやすかったです。
――ありがとうございます。出稿後の反響などお聞かせください。
渡邉 これは(笑)をつけて欲しいのですが、PIVOT動画の配信後、ニデックの株価が上がったんですよ(笑)。
小部会長が「PIVOTのおかげで株価が上がった」と経営層・管理職に一斉メールで共有したくらいです。
CCで300人くらいにメールしていました(笑)。
あと、具体的な数字は言えませんが、若年層の認知理解が上がっていった実感はあります。
ニデックのようなBtoB企業って若者にあまり興味を持ってもらえない。
中年層までのスコアは上がっても若者はなかなか上がらない。
そういった中で認知と理解のスコアが両方上がった、そこはやはり効いているんだなと。
――PIVOTのチームにはどういう印象を持ちましたか。
渡邉 フロントも制作ディレクターもMCの方々も、とにかくビジネスへの理解が深い。
ニデックはBtoB企業で比較的分かりにくい業態だと思うのですが、事業への理解ですとか、技術への理解ですとか、そういったビジネス理解がないとコンテンツが成り立たない。
PIVOTはクライアントの伝えたいこと、視聴者が知りたいこと、そしてメディア独自の視点のちょうど真ん中を突いてくると言いますか、その企画力・編集力に驚きましたね。
――MCの竹下隆一郎、野嶋紗己子とお仕事された印象はいかがですか。
渡邉 竹下さんはファシリテート力ですね。
ビジネスに精通されてて、言葉のパンチ力と言いますか、視聴者目線で聞きたいことを聞いてくれているなと。
しかもそれがニデックの言いたいこととすごくマッチしてるように感じました。
一方、野嶋さんは共感値ですね。
ご自身もいま働き方をブラッシュアップされていて、成長したい若者と同じ目線で語ってくれましたね。
――MCへのうれしい評価ありがとうございます。最後にPIVOTに期待すること、もっと進化して欲しいポイントなどあれば教えてください。
渡邉 ずばりグローバルです。
ニデックは世界の従業員が約11万人、売上も海外比率が9割近いグローバル企業なのですが、日本にはグローバルに通じるメディアがない。
逆にアメリカのメディアで日本でも発信力があるというのはあると思うのですが、そういうメディアになってもらえたら僕らも発信しやすいなと思います。
どうしても日本語で日本のメディアでやっていると日本人にしか見てもらえないんですよ。
日本発のグローバルメディアの誕生に期待します。