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「動画時代」はまだ始まったばかり

「動画時代」はまだ始まったばかり

みなさま、こんにちは、PIVOT CEOの佐々木紀彦です。

今回より、最新のビジネストレンドや私自身が最近気になっていることについて、定期的にメルマガでお伝えさせていただきます。

第1回は、メディア、特に動画化の最新トレンドについてお話しします。

メディア界の4つの波

今、メディアの世界は「動画化=第3の波」の真っ只中にあります。

2000年以降のメディア界を振り返ると、2000年代には「デジタル化=第1の波」が到来しました。新聞も雑誌も紙からデジタルへのシフトが一気に進み、2006年には地上デジタル放送も開始しました。

次に2010年代を席巻したのが「モバイル化=第2の波」。その影響力は、フェイスブック、TwitterなどのSNS勃興と相まって、猛スピードで拡大していきました。

そして2020年代から加速したのが、「動画化=第3の波」です。コロナ期を経て、YouTube、アマゾン、ネットフリックスをテレビで視聴するのも当たり前になりました。

私自身、メディア行動については、完全なレイトマジョリティーなのですが(未だに紙の書籍や雑誌が大好きです)、そんな私でも、地上波を全く見なくなりました(子どもたちは、地上波の存在や概念すらよくわかってなさそうです)。

そして目下、第4の波として「AI化」が脚光を浴びています。AI化は、動画化というメガトレンドと絡み合って、コンテンツの制作・編集・配信のあらゆる領域で大変化を起こすはずです。

ただ、今後数年に限ると、日本のメディア空間では、AI化より動画化の方がインパクトは大きいはずです。

日本のメディア業界で起きること

過去を振り返ると、日本のメディア業界は、世界最先端より10年くらい遅れがちでした。

ただ、動画化については、今後、世界と遜色ないペースで進むでしょう。

なぜなら、YouTube、ネットフリックス、アマゾンらの黒船の影響力が強いからです。

19世紀後半に新聞などマスメディアが登場して以来、メディアの世界は日本勢の独占市場でした。戦後は、大手メディアグループが誕生し、テレビ市場は数社による寡占となりました。

そうした長らく続いた「映像とテレビの寡占」が終わり、より開かれた競争が本格化するのがこれからの時代なのです。「映像」という最強メディアの巨大マーケットが開放されたのです。

事実、PIVOTのような映像メディアが生まれるチャンスは、数年前にはありませんでした。

YouTubeという新たな巨大流通網、少人数でも低コストで映像を作れる制作ノウハウ、新しいメディアに投資をしてくれるスポンサーや投資家の方々――それらの存在が、PIVOTの誕生と成長を可能にしたのです。

企業マーケティングとPRも変わる

PIVOTを始動した2年前、ビジネスコンテンツの動画化がこんなに早く進むとは思ってもみませんでした。活字中心の時代から、徐々にシフトするぐらいに読んでいたのです。しかし、ビジネスコンテンツの動画化は、私の予想の5倍くらいのスピードで進んでいます。

変わるのはメディア側だけではありません。

企業のブランディング、販促、採用、IRなどあらゆる領域で、動画化がますます“当たり前”になるでしょう。このメガトレンドを先取りして掴むか、一旦は静観して世の中に浸透してから取り組むか。そのスタートダッシュの差によって、企業のマーケティングPR活動にも彼我の差が生まれるでしょう。

これまでPIVOTは、約200社の方々とタイアップ広告を作らせていただきました。その一つ一つが学びに溢れており、クライアントの皆さんと対話しながら、日々、​​「新時代の動画マーケティング・PRのスキルセット」を磨き続けています。

そうした日々の気づきも含めて、最新のトレンドやノウハウについて、今後もこのメルマガを通じてシェアさせていただければと思います。

PIVOT CEO 佐々木紀彦

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